亜麻仁油の驚くべき効能とは
亜麻という植物の種より採れる油である亜麻仁油(あまにゆ)は、古代エジプト時代にはすでにあったと言われているフラックスシードオイルであり、強い抗酸化力を持っています。
もともとは塗料・インクの原料という使われ方をしていましたが、今では食用油としての栄養価の高さで注目を集めています。
亜麻仁油の魅力は、そこに含まれる主に3つの代表的な成分によるものです。
1つ目はα-リノレン酸(オメガ3)です。α-リノレン酸は体内では合成できない必須脂肪酸の一つであり、皮膚・粘膜の機能を助け、肌の代謝をサポートする作用があります。
潤いで肌荒れや乾燥気味の肌を改善するだけでなく、ハリも与える効能があると言われています。
また、中性脂肪・悪玉コレステロールを減らす物質を生成するため、脂肪の蓄積を防ぐことからダイエット効果もあるとされています。
さらにα-リノレン酸の働きで、脳より神経への伝達をスムーズにする促進作用があることにより、自律神経を整え心と体を回復させることに繋がります。
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2つ目の注目すべき成分は、亜麻仁油に含まれる食物繊維の内容です。
水溶性と不溶性の両方共に、しかもバランスよく含有しているのです。
水溶性植物繊維は水分保持力が強いため、粘性がありダイエット効果・血糖値上昇抑制効果があります。
不溶性植物繊維は腸内環境改善・デトックス効果があることが分かっています。
3つ目の成分であるリグナンは、ポリフェノールの一種であり、ホルモンバランスの調整・エイジング予防に期待が持てます。
たくさんの効能を持つ亜麻仁油は熱に触れると酸化しやすいので、熱くないものとの組み合わせで摂取するのがポイントです。